大谷翔平にとってユニバーサルDH導入決定は吉報なのか?
2022年2月下旬になっても、メジャーリーグの機構側と選手側の労使交渉が解決してない。
その影響でスプリングキャンプも始まっておらずオープン戦の遅延も発表された。
解決のみえない労使交渉だが、数少ない案件の中でユニバーサルDHの導入が決定となった。
- ユニバーサルDHとは?
- 大谷翔平にとってユニバーサルDH導入決定は吉報なのか?
- ユニバーサルDH導入決定はエンゼルスファンにとっては脅威?
この記事では、
この順番で解説していきます。
ユニバーサルDHとは?
分かりやすく言えば「両リーグDH制」です。
これまでは、大谷翔平が所属してるエンゼルスのア・リーグ側だけがDH制でした。
ア・リーグ(西地区) | ナショナル・リーグ(西地区) |
---|---|
ヒューストン・アストロズ | アリゾナ・ダイヤモンドバックス |
ロサンゼルス・エンゼルス | コロラド・ロッキーズ |
オークランド・アスレチックス | ロサンゼルス・ドジャース |
シアトル・マリナーズ | サンディエゴ・パドレス |
テキサス・レンジャーズ | サンフランシスコ・ジャイアンツ |
ユニバーサルDH導入決定により、ナ・リーグ側もDH制となります。
ア・リーグ(アメリカンリーグの略)
ナ・リーグ(ナショナル・リーグの略)
大谷翔平にとってユニバーサルDH導入決定は吉報なのか?
2022年の労使交渉でユニバーサルDH導入決定となり、大谷翔平にとってこの決定は吉報なのでしょうか?
その答えは・・・・。
「YES!吉報です!」。
なぜならDH制のないナ・リーグの交流戦では、先発で投げる時以外は代打待機の大谷翔平。
しかし、ユニバーサルDH制が導入されることにより、大谷翔平の出場回数は大幅に増えます。
ということは「2ケタ勝利 & 2ケタ本塁打」の大記録の達成が現実味を帯びてきたということです。
ユニバーサルDH導入決定はエンゼルスファンにとっては脅威?
さて、このユニバーサルDH の導入決定について、エンゼルスファンにとっては脅威と言えることがあります。
それは来年の2023年に大谷翔平がFAの権利を得ること。
これまでは大谷翔平は球団を選ぶ条件としてDH制があることが大前提でした。
ユニバーサルDH 導入により、それを好機とみて各球団こぞって大谷翔平を獲得する為に動きだすことが予想されます。
とくに2017年の獲得レースに乗り出していたドジャースが動き出すのは確実と思います。
エンゼルスファンにとっては残留が望ましいですが、大谷翔平にとっては選択肢が増えたということには間違いありません。