父島観光モデルコース。グルメも宿泊も完全ガイド

父島観光モデルコース。グルメも宿泊も完全ガイド

東京都心から約1,000km離れた小笠原諸島・父島。
飛行機で行くことができず、唯一の交通手段は東京・竹芝桟橋から出発する定期船「おがさわら丸」です。
片道およそ24時間の船旅を経てたどり着く父島は、「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど貴重な自然と固有の生態系を持っています。
この記事では、父島の観光スポットや飲食店の魅力、旅行の流れを、竹芝からの出発と帰りを含めて詳しくご紹介します。

【 目 次 】

父島ってどんなところ?

父島観光モデルコース。グルメも宿泊も完全ガイド

父島は小笠原諸島の玄関口であり、世界自然遺産にも登録されているのです。
南国の透明な海ではイルカやクジラが暮らし、シュノーケリングやダイビングで豊かな海中世界を体験できます。
島固有の動植物が多く、ここでしか出会えない自然観察が楽しめる島です。
ゆったりした時間が流れ、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空気が魅力。
父島は、観光だけでなく「ゆっくりと島の空気に身を委ねる」こと自体が旅の楽しみになる場所です。

東京・竹芝から父島へ。おがさわら丸の船旅

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出発の流れ

・出発地は東京・竹芝桟橋。
出港時間は午前11時で、レインボーブリッジや東京湾を眺めながら船旅が始まります。

船内での過ごし方

・おがさわら丸は大型客船で、レストランや売店、展望デッキも完備。
デッキで海風を浴びながら読書や昼寝。
夜は都会では見られない満天の星空を鑑賞できます。

父島到着

翌日の午前11時ごろ、父島の二見港に到着です。
船を降りた瞬間、東京とはまったく違う亜熱帯の空気が広がり、旅の非日常感が一気に高まります。

父島での観光スポット

海のアクティビティ

ドルフィンスイム:野生のイルカと一緒に泳げる体験は父島ならでは。
南島上陸:白砂とサンゴが美しい小島。自然保護のため、ガイド同行ツアーでのみ上陸可能です。
ホエールウォッチング:季節によってはザトウクジラやマッコウクジラに出会えます。

絶景を楽しむ展望台

長崎展望台:エメラルドグリーンの海を一望できる人気スポット。
旭山展望台:朝日や夕日を楽しむのにおすすめ。

ビーチでのんびり

宮之浜:波が穏やかでシュノーケル初心者にも人気。
小港海岸:広い砂浜で、家族連れでも安心。

夜の自然観察

ナイトツアー:オガサワラオオコウモリ、光るキノコ「グリーンペペ」、そして星空。昼とはまったく違う魅力を体験できます。

父島の飲食の楽しみ

父島の食文化は「島魚」と「南国フルーツ」が大きな魅力です。

島ならではの味

トビウオ料理:唐揚げや刺身で提供され、さっぱりとした味わい。
島寿司:甘めのタレで味付けした魚とカラシを使う、父島独特のお寿司。
島レモン・パッションフルーツ:スイーツやジュースで爽やかな酸味を楽しめます。

おすすめの飲食スタイル

港前のカフェ:到着日や出港前の待ち時間に便利。
居酒屋:夜は島魚や泡盛を楽しみながら、地元の人や旅人と交流できます。
飲食店は「おがさわら丸の入港・出港に合わせて営業するスタイル」が多いため、事前確認がおすすめです。

父島旅行のモデルスケジュール

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父島旅行は「船中2泊+島内3泊」が6日間が基本となります。
その理由は、定期便が週一便の運行だからです

定期便の運行時刻(繁忙期を除く)

東京・竹芝桟橋 → 父島・出港:毎週 東京・竹芝桟橋を午前11:00

 

・到着:翌日 父島・二見港に午前11:00頃に到着

 

父島 → 東京・竹芝桟橋・出港:父島・二見港を午後15:00(または15:30 の日もあり)

 

・到着:翌日 東京・竹芝桟橋に15:00頃に到着

 

・週1便が基本ですが、繁忙期(夏休みやゴールデンウィークなど)は週2〜3便になることもあります。
・日によっては、父島の出港時間が15:30になるパターンもあるので確認必須です。
・天候や海況によって変更や欠航の可能性があるため、必ず出発日前に最新の運航情報を確認してください。
・特に出発・到着時刻は旅行のスケジュールや宿泊予約に直結する重要事項です。
・最新の小笠原海運公式サイトや旅行代理店の案内で正確にチェックしましょう。

父島旅行のモデルスケジュール

1日目〈 竹芝出発 〉

 

11:00 おがさわら丸で竹芝出港 → 船中泊

 

2日目〈 父島到着・半日観光 〉

 

11:00 二見港着

 

午後:半日ツアー(シュノーケルや散策)

 

3日目〈 海のフル体験 〉

 

終日ドルフィンスイム&南島上陸ツアー

 

4日目〈 展望台めぐり&ナイトツアー 〉

 

午前:レンタカーで島内観光

 

夜:ナイトツアーで星空と固有種観察

 

5日目〈 お土産&出港 〉

 

午前:海洋センター見学やカフェめぐり

 

15:00 〈 父島出港 → 船中泊 〉

 

6日目〈 東京到着 〉

 

15:00 竹芝桟橋着

父島旅行の魅力を最大限楽しむコツ

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予約は早めに

 船・宿・ツアーはすぐ満席になるため、2か月前の発売日に動くのがおすすめです。

 

予定を詰めすぎない

 天候で南島上陸が中止になることも。のんびり時間を作ると安心です。

 

飲食店は営業日を確認

 船の発着にあわせてお休みすることもあるので、候補を複数考えておきましょう。

 

父島は「時間をかけて行く価値がある島」

父島観光モデルコース。グルメも宿泊も完全ガイド

父島は、東京・竹芝桟橋からおがさわら丸で24時間かけて訪れるからこそ、特別な体験が待っています。
・世界自然遺産の大自然を満喫できる観光スポット。
・島ならではの魚料理や南国フルーツを楽しめるグルメ。
・心温まる宿泊先。
そのすべてが非日常の時間を演出してくれます。
今回ご紹介した6日間モデルコースを参考にすれば、初めての父島旅行でも安心してスケジュールを組むことができます。
ぜひ自分だけのプランにアレンジしながら、イルカと泳いだり、満天の星空を眺めたり、島の魅力を存分に味わってみてください。
父島でしか味わえない体験は、一生の思い出になること間違いありません。

小笠原村(父島)の観光協会の公式HPから、宿泊やシュノーケリングなどの予約が可能です。
下記URLからアクセスできます。
アクセスしたら上のタブから「泊まる」・「遊ぶ」を選んで下さい
「泊まる」だと宿泊予約、「遊ぶ」だとシュノーケリングなどの予約です。

 

公式HPへアクセス → 父島の観光協会

 

小笠原村(父島)の観光協会の公式サイトでは、飲食店の情報・ショッピングの情報・レンタカー・レンタサイクルなど、余すことなく掲載されてますので、ご活用下さいませ。

 

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